球技で使える瞬間的スピード走法DVDの収録内容

球技で使える瞬間的スピード走法を購入したので、その収録内容を(目次)を紹介します。

 

この渡邉高博監修の球技で使える瞬間的スピード走法DVDはスプリント競技ではなく「球技」で使える足の速さ。

 

特にサッカー、ラグビー、バスケットボール、ハンドボールなどの対人スポーツに必要とされる「一瞬で相手を振りきるスピード身につけるための様々なトレーニングがわかるDVDになっています。

 

球技で使える瞬間的スピード走法DVDの収録内容

 

■Disc1
・ランニングの比較
・ロープの選び方&作り方
●Lesson1
・骨格の柔軟性向上ストレッチ
●Lesson2 基本動作
・伸身
・バックステップ
・3段ジャンプ

 

■Disc2
●Lesson1
・応用動作
●Lesson2
・スピード強化
●Lesson3
・球技への応用
●強化トレーニング前・後
・ランニング比較

 

パッとみてDVDの収録内容(目次)をみても、大ざっぱで良くわからないと思うので、少し詳しく収録内容をお伝えしていきますね。

 

Disc1では、強化トレーニング前のダッシュ計測からはじまります。
10mダッシュ(前、後ろ向き、横向き)と、30mダッシュの4つのダッシュを計測して、強化トレーニング後にどれだけ早く走れるようになったか知るためです。

 

先にDisc1とDisc1Disc2にある強化トレーニング前・後の結果もまとめておきます。

強化トレーニング前(秒) 強化トレーニング後(秒)
10mダッシュ(前)

1.80

1,69

10mダッシュ(後ろ向き)

2.42

2.25

10mダッシュ(横向き)

1.88

1.80

30mダッシュ

4,05

3.94

(※強化トレーニング前・後のダッシュ計測結果は、全てにおいて強化トレーニング後が速くなっています。)

 

 

そして、Disc1は、まずは基本編で体の柔らかさを求めて、背骨から動ける仕組みを体に覚えてもらうために、ストレッチやトレーニング方法が解説してあります。

 

最初に背筋を伸ばしてのストレッチを行うことから、その時に使うロープの選び方や作り方の解説がしてあります。用意できな人は自宅で引越しの時などに使うビニールロープを代用品として使う方法も紹介もしてありました。

 

この球技で使える瞬間的スピード走法DVDの肝となるポイントは、体を柔らかくして背骨から動けるようにすること。

 

 

そのためには、しっかり背筋を伸ばしていくことが必要です。
速く動くためには、背中が丸まった猫背では速く動くことができません。そのためにロープを使って背筋を伸ばした状態でストレッチを行うようにするわけです。

 

背筋を伸ばした状態から、手や足を動かすことで、背筋が伸びた状態の上に手や足がのる姿勢が作れます。

 

その姿勢を作った上で、球技での様々な動作に反映させることで、猫や犬などの動物と同じように素早いダッシュなどの動きができるのです。(人間は2足歩行なので、重力で背筋が丸くなりやすい)

 

 

一般的に、人間だけでは、筋肉だけを鍛えれば運動ができると思いがちですが、どちらかというと神経と筋肉の両方を合わせて鍛えていくような考え方が必要。

 

体がストレッチでほぐれたら、次は伸身前倒学習で背筋を伸ばした状態からランニングの習得です。

 

背筋を伸ばしたまま体を前に倒して、耐えられなくなったところからそのままダッシュする。
背筋が伸びた状態から体が前に倒れていくことで、その力を受けて前に進むという形になるわけです。

 

 

一般のランニング背中が丸まって足で走っていくのに比べると、かなり背筋が伸びた状態で、上半身が前に倒れた状態で走れるような形になります。

 

この姿勢が自分の中でしっか定着すれば、これに合わせて動きに変えていかないといけないので、背筋を伸ばした状態でのもも上げ、ランニングでの手の引きつけを覚える流れです。

 

球技で使えるダッシュは、理論を知って取り組めるように、その後にバックステップ、3段ジャンプというように順を追ってトレーニング方法が解説してあります。

 

 

Disc2は応用編になり、階段を使ってのジャンプからはじまります。
バレーボールやバスケットボールのスパイクやシュートを打つ前だったり、ブロックする前に必ずといっていいほどしゃがむ人がいます。

 

しゃがんだ分だけ上にあがる距離は小さくなりますし、何より頭がぶれるとポイントもずれるんですね。

 

なので、背筋を伸ばしたまま階段をジャンプしながら登っていくトレーニングをすると、最終的にはバレーやバスケのスパイクやシュートのときに体のブレによっ手先の狂いもなくなってきます。

 

 

その際、背伸びだけを使ってジャンプしていくのがポイント。
高くジャンプしていないように見えますが、実際の試合で手の振りや足などの補助があれば十分に高く跳べます。

 

スピード強化では、ゴムを使ってトーイングについて紹介してあります。

 

これはゴムの伸びた張力を使ってスピードを上げていくという、ゴムを使って行うトレーニング方法。

 

 

そして、これまでの体の使い方のまとめとして下り坂ダッシュが紹介してあります。

 

下り坂でやることで、自分の能力以上のスピードを上げていくことで、オーバースピードで速さの強化を図っていくというもの。

 

背筋を伸ばし、しっかり体を前に傾けてピッチをあげて走り抜ける。距離としては15m。

 

 

球技への応用では、バックステップを上手く利用しながらピッチを上げて相手をかわしていくトレーニング方法が紹介してあります。

 

相手をかわしていくトレーニング方法

 

これにより、内側の足で踏ん張って、相手をすぐにかわして逃げらるようになれます。
その際、内側に足を入れて切り返すことが必要になります。

 

通常は相手に向かって外側の足で踏ん張りますが、そうするとそのまま相手にぶっかってしまいます。

 

 

内側に足を入れて切り、返すことでついた足の逆側の足が外にふくらむので、うまく逃げられるようになります。

 

これはサッカーやバスケのドリブルなど、一気に相手をかわす際にも効果的だと思いました。

 

その他にも、ジャンプしてから着地してからダッシュでは、できるだけ重心を落とさないで行うなどのコツとトレーニング方法なども学べます。

 

 

ジャンプした際、体が沈むとまた起き上がらないといけず、それだけロスになるの背筋をしっかり伸ばした状態で行うことが必要など、体系的にまとめられてありまじた。

 

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