ハンドボールはダッシュを重視すべき

ハンドボールでは、走り込み練習は欠かせないと思います。中でもダッシュ力は大事です。

 

そもそもハンドボールでは、3歩しか歩くことができませんから、その3歩のうちでトップスピードにならないといけないからです。

 

それには瞬発力を鍛えることが大切になることから、3歩ダッシュを日々の練習メニューに取り入れるといいでしょう。

 

もちろん、長い距離を走ることも必要ですが、瞬発力を武器にできれば、それだけディフェンダーを振り切ってシュートに持ち込みやすくなります。

 

特にハンドボールでは、どれだけの力をどれだけの時間で出せるかという点が第一に挙げられます。いわゆる走りでいえば、今の自分が持てる最大のスピードを、3歩のなかでいかに短時間で出せるかという能力でしょう。
そうしたことからすると、時速25キロの人よりも、時速30キロの人のほうが当然走る能力は高いといえ、同じように短時間で20キロを出すようなときでも、10メートルでそのスピードに達する人と、その半分の5メートルでそのスピードに達する人の方が走る力を備えていると言えます。

 

いずれにしても、ハンドボールのトレーニングの目的は、試合でいい結果を残すことに尽きますよね。

 

パスやドリブル、フェイントなどのテクニックも大切ですが、決定的な場面で動ける力、相手より1歩速く動く力が必要です。

 

ですので、ハンドボールは瞬間の速さが命。初めの一歩をいかに素早くするかを意識しましょう。これは守備でも攻撃でも同じです。

 

走る力を身につけるためには、ただ走ればいいというのではなく、体のバランスや歩き方といった基本的なことから見直していくことが必要かと思います。

 

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