サッカー選手の走法
サッカーなどの必要な走りとはどのようなものでしょうか?もちろん、それぞれのスポーツによって多少の違いはありますが、今の持てるベストのスピードを如何に短時間で出せるかです。
そして、今でもサッカーで語りぐさになっているのが、1986年度ワールドカップ アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナーが見せた5人抜きです。まずは、マラドーナのドリブルの凄さをご覧ください↓↓。
マラドーナ走りは、トップスピードのボールコントロールのテクニックはもちろん、ゴール方向へ向けての加速と、瞬時の減速を体のバランスを崩すことなく同じ走り方のままで行っています。
当然、相手もワールドカップに出場してくるトップ選手ですので、マラドーナーが次にどう仕掛けてくるかはある程度は予想がついていたと考えられますが、それでもドリブルで抜き去って行ったんです。
つまり、トップクラスディフェンダーの選手でさえ、分かっていてもマラドーナーの次の瞬間の動きについていけなかったと言うことが言え、スピードを制するものがゲームを制する一例と言えます。
そして、サッカーに必要な走りは、このマラドーナーのプレーでも分かりますが、いかに少ない動作でスピードを変化させるかが、走りの決めてとなるといえるのではないでしょうか!
常に動いている中での、抜き去る時の瞬間的な加速、そして次のプレーに出来るだけ早く移れる減速、かつ身体のバランスを崩さずに次のシュートなどのプレーに持っていく安定性と瞬間のスピードの変化がサッカーに求められる走り方だと言えるでしょう。